2006年12月15日 (金)

輸入物が高くなる理由。税関の利権と横暴を暴く

 輸入通関業者には、必ず税関天下りのOBが居るってご存知ですか。そう、たいした仕事もないのにOBを皆雇うのです。その見返りが通関手数料の保護などで、自由化を阻んでいるのです。

 そしてそのコストは、結局商品に転化、最終的に消費者である国民が見えない税金として払っているのです。

 昨年、家の建材を輸入したときも驚きました。(普通は乙仲からの請求に埋もれてしまい、高いと思うだけですが。)コンテナごとX線で検査をするのです。それは、銃器や麻薬の密輸に役立つならとってもいいことです。しかし、不審と思われるものが映ったら検査となります。それも当然ですね。そう海外旅行のときも、金属探知機やX線で不審なものがあれば、かばんを開けて検査されます。

 しかし、大きな違いがここからあるんです。当然コンテナは保税上屋に運ばれて、そこでコンテナから商品を倉庫に移します。昔は、税関職員が保税倉庫でのコンテナ出しに、現場で立会いコンテナから出てくる物を調べていたのです。

 しかし私が昨年輸入した時には、税金を使って、費用のかかる検査場をわざわざ作っているのです。今まで通りなら、わざわざ税金を使って、検査場を作る必要などありません。しかし検査場に運び、そこで中身を開けて検査をして、また積み込むのです。そして、その荷物の出し入れの費用は、輸入者が支払うのです。まったくの無駄です。一度出してまた入れなおす、そしてまた倉庫で出さないといけないのです。

 さらに料金は前もってわかりません、聞いても教えてくれません。請求が来るまでわからないのです。まるで、値段表示のない高級すし屋です。検査のための商品の出し入れなんですから、税関がやればいいのに、そうじゃないんです。税関と癒着したと思われる指定業者しか取り扱いできないんです。

 例えれば、海外旅行で帰ってきて、税関検査のときにスーツケースをあけるかどうかは税関の裁量で、あけるとなったら、別の業者が来て中身を開けて閉める、そして、その開け閉めした業者に、あなたがお金を払わないといけないという状態です。普通なら税関が開けて調べるか、あけてくださいといわれて自分で開けますよね。さらにその開け閉めする業者は、税関が指定していて、料金も高額なんです。納得できます?

 強力な天下りOBがいると思われる港湾の荷役会社が、税関の指定業者となり、言わば独占状態、遣り放題です。値段はあってないようなシステムなのです。

 昨年、検査されることになり、検査場にコンテナを着けたのはいいのですが、窓などの建具で割れ物が多いので、責任を取ってくれるんだろうなと詰め寄ったところ、責任はとれないと言うのです。工事に合わせて搬入しているのに、壊れれば再度輸入となり、工期も遅れ大損害です。結局ドアを開けて見て、検査は昔のように、コンテナから取り出す時に立ち会うことになりました。

 しかし当日は出来ず、一日放置プレイです。現場への搬入のトラックから、レッカーなどの手配を全て、直前で変更しなければいけません。被害甚大です。

 まったく理不尽なシステムです。荷物を取り出すのに指定の業者しか出来ない、料金は未定、そして驚くことに、コンテナの扉を開けて、こりゃだめだということでまた閉めるだけで、なんと!税関検査料13,840円ですよ、それとコンテナーの検査場への運送料11,000円。しめて24,840円も毟り取られます。

 タウンミーティングで問題になってますよね、エレベーターのドアを開けるだけで1万円とか。それと同じですよ、コンテナのドアを開けて閉めるだけで13,840円、高級クラブを通り越して、これはもう暴力バーです。もし、商品を出して、入れての作業をすると中身の商品より高い請求がくるんじゃないでしょうか!こんな料金が天下りを食わせているんです。メディアの方!取材して問題にしてください。民主党さん国会で質問してください。

 こんなアホな暴力バーまがいの料金と、時間の無駄が、すべて輸入商品のコストに付加されて、結局、最終消費者である国民が支払わされているのです。

 言っておきます、輸入品なんか縁遠いと思っていませんか?食料自給率は50%以下。毎日の食卓の半分以上は海外からです。ユニクロをはじめ、着ているものの多くも海外からです。家の材木だってそうです。

 すべてに、密かに、少しずつ、国民の目に触れない、取り易いところで、おいしい汁を吸い続けているのです。税関の馬鹿げたコストと天下りの費用をそう、あなたが支払っているんです。

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輸入物が高くなる理由。税関の無駄使い

 5-6年前でしょうか、税関に行くとパソコンが導入されていました。係長級でしょうか、上席の職員が3人机を横に並べています。そしてなんと各机にパソコンがあるのはいいのですが、各机にレーザープリンターが設置されているんです!

 その当時はまだ高価なレーザープリンターです。それも一人に一台。貧乏なわが社はインクジェットが精一杯でそれも一台をLANでシェアしてコストダウンしています。

 大手企業でもレーザープリンターは一課に一台でLANでシェアの時代です。

 なんと恐ろしい無駄使いか!そして耐用年数が終わったら誰のところへ行くのでしょう?

そしてさらに、申告書類の計算をチェックする担当者4人ほどの机にも一人に1台あります。しかしほとんど使っていないのです。

 窓口に来ている零細輸入者の私や、他の方々の結構多くは、輸入申告のややこしい計算は、エクセルで計算して申告書に転記します。税関職員は目の前にPCがあるのにそのややこしい計算を電卓をたたいてチェックするのです。

 まだに猫に小判、豚に真珠です。コンピューター化でがっぽり予算を無駄遣いしてるんですよ。

PCでぽんとたたけば数分でチェックして手続きも早くなるのに、電卓でたたいて十数分かけてチェックされます。そのあいだぼーっと無駄な時間を待つしかありません。あーほんとうに無駄です。

 こんな無駄も輸入品のコストに付加されます。

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輸入物が高くなる理由。税関の横暴と利権!

 輸入の仕事を長くしていますが、頭に来ることが多いです。

会社勤め時代は、乙仲という輸入通関から倉庫までを取り仕切っている業者さんにお任せでしたから気にはあまりなりませんでした。というより知りませんでした。

 自分の会社で輸入を始めると直接税関と接することが出てきます。少しでもコストダウンをしたいので輸入申告の手続きを自分でするからです。ちなみに輸入申告の手続きの料金は業界と行政で規定の料金が決められています。いわばカルテルで談合と同じです。どの業者を選んでも手数料は同じなのです。今は多少安くなったようですが、輸入通関手数料、取り扱い手数料がセットで3万くらい取られました。自分で書類を書いても1時間程度です。申告に関空の税関に行かなければなりませんが往復2時間を加えても3時間です。自分でやれば時給1万円にもなります。人の通関を代行するには資格が必要ですが、自分の物や、自分の会社の物を通関するのは自分で出来ます。

 通関と同じく、税務申告、登記、等全て自分のことであれば、有資格者に頼まずに自分で出来るのです。しかし、教えたり、チェックをするのが煩雑でそれを避けたい行政は、資格を作ります。そしてさも資格者でなければ自分のことすらできないように思わせているのです。

 10年ほど前は、自己申告の窓口の税関職員の態度は大変ひどかったものです。もちろん昔は書き方の見本すらない状態です。海外で買い付けてキャリーで成田に持って帰ってきたときです。急ぎなので自分で通関をしようと税関に行きました。

書類を集めて書き出して、わからないことがあった私が

「すいません、ここはどう書くんですか?」

税関「その本の中を探せばわかるから調べい」と鼻先で指し示すだけ

「あっ、そうですか」

しばらくしてなかなか見つけれないので

「あの~」

税関 机の前で新聞を読んで横目で「なんなんだ!」うっとしそうな顔つきで 

私「ちょっと、どのページかわからないんですが」

税関「そんなこともわからないやつが来るとこじゃないんだよ君。業者に頼めばいいだろ!」

「いやー急ぎの荷物なんで、お願いします」

税関「急いでいるかどうかなんかは我々には関係ないこと」

 業者に頼めば通関が翌日になり、成田で保管されてから送られるので3日ほどかかり、さらに保管料と運賃が取られます。

 忙しそうならともかくも、暇にふんぞり返って新聞を読んでる姿と、人をバカにした物言いをする税関職員に半分切れ掛かかりました。

「あのね、まじめに申告して税金を払おうという国民に、忙しいならまだしも、税金でメシ食ってるくせに新聞読んでなにかんがえとんねん!新聞読むより前にすることがあるやろ!」

「国民をバカにした対応はなんやねん!」

と大声を上げだした私に、若い税関職員がなだめに入りその場は終わりました。

今では親切に書き方の見本があって、ちょっと困ると懇切丁寧に教えてくれます。先日、家内に通関(まったく初めて)に行って貰いましたところ、なにからなにまで手取り足取り教えてくれたそうです。

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